青い刊

Galileo Galilei 青い刊專輯

1.青い刊

作詞:尾崎雄貴
作曲:尾崎雄貴

何ペ一ジもついやして
綴られた僕らの氣分
どうしてか一行の
空白をうめられない
押し花の刊はさんで
君と轉がす使い捨ての自轉車
忘れかけの煉瓦を
積み上げてはくずした
イコ一ルへとひきずられていく
こわいくらいに青い空を
遊びつかれた僕らは
きっと思い出すこともない
そうやって今は僕の方へ
押しつける陽射しの束
まだ二人はすぐそこにいるのに
「どうかまた會えますように」なんて
どうかしてるみたい

一ペ一ジめくるてのひら
くちびるで結んだミサンガ
ねぇ今日も變わらない今日で
雨ふれば電話もできるよ
そうやって今は君の方へ
(いつのまにか切れたミサンガ)
押しつける僕の優しさを
(でもなぜか言えないままだよ)
本當どうかしてるみたい

どれか一つをえらべば
音をたてて壞れる
それが愛だなんて
おどけて君は笑ってた
間に合ってよかった
街は知らないふりをきめて眠った
忘れかけの煉瓦を
積み上げた場所にゆこう
海を見渡す阪をかけのぼって
こわいくらいに青い空と
右手にサイダ一
左手はずっと君をさがしている
そうやって塞いだ兩の手で
抱きしめている春の風
まだ時間は僕らのもので「いつか、
忘れてしまう今日だね」なんて
言わないでほしいよ
そうやって「今」は僕の方へ
問いつめることもなくて
まだ二人はすぐそこにいるだろう
「そうだ、空白を埋める言葉は」
いや、まだ言わないでおこう

一ペ一ジめくるてのひら
くちびるでほどいたミサンガ
始發電車まばらな幸せ
ねぇ、今日も變わらない今日だ

本當どうかしてるみたい